ピアノフラメンコ研究部

✨ピアノ&フラメンコ✨を中心に据えた、音楽についての情報収集&活動記録

ピアノフラメンコに必要な力?(メカニック編)

フラメンコは歌に始まり、パルマや踊りがつき、
ギターの伴奏は後から入ってきたものです。
そこで独自の奏法や和音の抑え方が生まれました。

ギターの奏法をピアノで表現するための、
基本的な技術(メカニック)を紹介していきます!

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※注※
メカニックは単純に「指が動くか」「その奏法が出来るか」
テクニックは、上記メカニックを利用して、
表現する・演奏効果を高めるための技術として分けて捉えています。
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●ラスゲアード
親指によるアップダウンのストロークで全ての弦をかき鳴らす奏法。
ピアノでは、左右の和音の、交互での連打や、
密度の高いアルペジオによって表現します。

トレモロ(同音連打)
ギターの一つの弦を数本の指で連続して弾く奏法。
ギターはすぐに音が減衰してしまうので、これでロングトーンを作り出しています。
ピアノでは同音を連打して表現します。

●メロディ(※左手でとる)
エスコビージャなどに使われるギターのメロディーです。
ギターの音域に合わせて、
ピアノでは真ん中のドより低い音でメロディを取ります。

その間を埋めるように、右手で装飾的に
アルペジオ(下記)を弾きます。

アルペジオ
弦を1本ずつ弾く、分散和音です。
メロディの間を埋める場合、
1拍におよそ2~6音程度弾かれます。

クラシックやポップスでよく使われる右手メロディと異なり、
左手がメインで、右手の音をその中に入れるような音量のバランスになります。

●アルサプーア
プーア……プルガル(親指)で段階的に下降するメロディ。
使い方としては、足音や歌の間を埋める、
オカズや合いの手のような例があります。


他にも、ピカード、アポヤンドと言った、
様々な奏法があるようです!
また調べがまとまったらご紹介していきます。

ピアノフラメンコに必要な力?(合わせ編)

ピアノフラメンコはソロのみならず、
踊りや歌と協調することが大きな楽しみの一つです!
そのために、必要な技能がいくつかあるようですよ!

【ギターさんから学んだこと】

①準備:基準音
だいたい一般的に
ピアノA=約442Hz(日本)、
フラメンコギターはA=約440Hzにチューニングします。

知らないで一緒に弾くと、
音が歪みます。
チューニングの時にA=442Hzでお願いし、
一緒に弾いて、
合わせておきましょう。

②実践:踊り・歌と合わせる
歌の個性に合わせた伴奏が必要ですし、
踊りに対して、音楽の人が一緒にやる時は、耳だけではなく、
“目”を使う必要があります!

●踊り伴奏に必要な力?
踊り手さんが気持ちよく踊れるように
・鍵盤や譜面でなく、踊りを見ながら弾く
・ジャマーダなどの見極め
・足のリズムに合わせた即興力 など

早い段階から、手元から目を離し、
臨機応変に弾き方を変えていく訓練が必要です。

●歌伴奏に必要な力?
・歌い手さんが気持ちよく歌えるように
・適切なコード
・末尾や発音のタイミングを変える

大体上記が「歌いやすい・歌いにくい相性」の秘密のようです!!
もっともっと知識を深め、ご紹介していきます!

今日の気づき~シギリージャ④~

本日の題材は、

Manolo Carrascoシギリージャ
https://youtu.be/jYKztNFDmyA

Manolo Carrasco
1971年カディス生まれのピアニスト。
フラメンコ一本の人ではないようです。

〔目的〕
エンサージョ音源を聞きすぎて試行錯誤しすぎて、
ピアノの終着点を見失った。
基本のコンパスをどう刻むか分からないので、
シンプルところで舵取りがしたい。

〔選んだ理由〕
・音が整然としている(※)が、
コンパスの基本のアクセントがはっきりしている。

・ピアノソロで、踊り伴奏している部分が多い。
(楽器が複数あると、まだ分けて聞けない……)

・同じシギリージャで3個も参考動画がある。
(しかも90年~最近まで、ある程度時期に幅がある)

〔補足〕
※音が整然:
左手が基本のコンパスをすごく単純に弾いていて、
右手は延々とゼクエンツが使われています。

ゼクエンツですが……、
コルドバで、アルフォンソ・アロカさんが、
「これをベースにアレンジしなよ!」と教えてくれた時に使われていたので、
アリじゃないか思います。

※ギター聞く時、メロディの音形をよく聞いてみる。

〔今日やっつけたい〕
ピアノの底を叩き始めて~ギターに入るまでを耳コピ

〔余談〕
ちなみに別の人ですが、
ネットでピアノフラメンコレッスンがあるみたいなので、
気が向いたら受けてみようかなと思っています。

語学の問題と、
ネットのレッスンってどうなのかなぁ……、
と少し悩ましい。

今日の気づき〜シギリージャ③〜

今日も昨日の続きで、
Kさんシギリージャのジャマーダです。

そもそもギターさんとコードを合わせないと、
和音vs和音の場合は、一緒に弾けないのでコード取ります。

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〔戦果〕
とりあえず、これでジャマーダ3つ分取れました。
とりあえず濁りはしません!

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〔困った〕
●コードが取れない
・ルート音から聞いたほうがいいらしいけど、
まず高音の推移を聞いてしまう。
・録音のクリアさもあるし、対面でやるしかないかなぁ。
・もっとギターに詳しくなれば、
音域の予測がたつのではないかなぁ。

●リズムをどうする?
・とりあえずアクセント以外を裏に入れるやり方をしている。
・ギターさんは足を見てリズムを変えているけど、
→これは足に合わせて自分なりに打つべき?
→ギターさんに準拠するべき?
(とりあえず両方やるけども)

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〔宿題〕
・装飾音の扱い
ピアニストManolo Carrascoは、
隣の音をほぼ同時に弾いて濁らせている。
・でも、装飾音から目当ての音までの時間が長ければ、
tomatitoのように、一音目に指をしっかりかけたアクセントをつけてもいいかも。

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※語彙?
〔コード?〕
伝聞情報だけど、
・フラメンコにはコードという概念が無かった
ようです。

とはいえ、
ピアノに移すことを考えると、
押さえ方で覚えて、カポをずらせばOKにはならない、
とても不便です。

使用中のピアノ用テキストも、コードネームを使い、
実際の音は他にも鳴ります、という対応表があったりもしたので、
便宜上「コード」として捉えています。

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〔やること〕
●今日のジャマーダをコンパスに当てはめて弾きこなす。
●ファルセータか、エスコビージャに取り組みたい。

イントロは、
パコ・イグレシアスのエンサージョ音源から取ってみた。

とてもゆるやかなスペイン語勉強法

〔目的〕
スペイン語で情報を摂取しやすくする程度に。
(基本的には楽音とかが聞ければ問題ないので……)

やり方は簡単。
語彙を増やす
→読んで推察する
→また語彙が増える
→無限ループ

下記は、ちょっとずつ
隙間時間を利用する方法です。

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〔勉強アプリ〕
●Busuu
多言語対応の勉強アプリ。
・クイズ形式でポンポン進む。
・発音を聞き取って○×してくれる。
・軽いSNSになっていて、作文問題はその言語のわかる誰かが添削してくれる。
なので、自分も他の人の日本語の添削ができる。

※一部課金
https://www.busuu.com/ja

他にも単語帳的なものを使う。
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〔Webメディアで〕
YouTubeスペイン語が使われている動画全般
テレビ番組、ドキュメンタリーなど……。
字幕から語彙を調べて、なんとなく読みます。
最近、自動字幕の精度があがってます。
訛りとかがちょっと辛い。

●webページ
ブラウザで単語をタッチすると検索してくれるので、
それでわからない語彙を調べて、
なんとなく読みます。

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〔端末の言語をスペイン語にする〕
スマホタブレットの設定を、
全部スペイン語にします。

今までの画面の配置やアイコンを元に、
「これはこういう意味かー」みたいな感じで、
自然に理解できるようにします。

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Skypeの会話レッスン〕
現地の先生と直接話せるアレです。
安価で、時差があって時間が限られますが、
直接話せるというメリットは大きいです。

ただ、これは注意点があって、
スペイン語は使われている地域が多いので、
拠点が中南米だったりします。
単語が微妙に違ったりします。

自分は、やたら明るい先生たちと会話するのが辛くて続きませんでした……。

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〔望み〕
・話す(これは話したい友達をつくらねばである)
・歌の歌詞を聞き取る
・本を読む

今日の気づき〜シギリージャ②〜

〔目的〕

7/20本番でギターさんと合わせての踊り伴奏。

題材は、踊りKさんとギターKさんのエンサージョ動画です。


①まず、問題なく音が出て、リズムとコード進行が崩壊しないことが前提。

②フラメンコらしさを少しでも見つける。

ピアノの介在価値を少しでも見つける。

 

〔参戦する箇所〕

●イントロ

●歌

まだ取れないのでジャマーダのみ

あとはパルマとハレオ!

●ファルセータ

●エスコビージャ

●マチョ


〔キー〕

C♯(5カポ)

 

〔まずやること〕

●基本のコンパスを刻む

●ジャマーダを弾けるようにする(コード進行)

→材料を探して肉付けor引き算


〔試してみる練習法〕

●材料はスペイン人のものにする。

●弾く時に口でコンパスを言う。

・口でコンパスを言いながらメロディを叩く、

・口でメロディを歌いながらパルマを叩く。


耳コピは、最終的には楽譜に書いてOK

まずはギターの音なるべく完コピから調整する。


●ギターのハウツー・ピアノの演奏・踊り伴奏の動画を見る。

●歌を聞きまくる。入り方を感じ取る。長さ? 落ちる???

●周辺の知識を楽しく調べる。

(なるべく現地のものを使う、地域にも気をつける)

Arturo Pavón~最初のフラメンコピアニスト~

Arturo Pavón(1930-2005)
最初のフラメンコピアニスト。
後世のフラメンコピアニストたちに大きな影響を与えています。
歌伴奏の名手で、
その点が同時期のホセ・ロメロとの大きな違いでもあります。

両親ともに歌手で幼い頃からカンテに対する感性を磨く。
偉大な歌手 La Niña de los Peinesと、Tomás Pavónのネフュー。
また、Manolo Caracolの娘と結婚し、Manolo Caracolとのコラボレーション作品を遺しています。


伝統を大切にしながらも新しい道を切り開く人。
フラメンコ以外の音楽を聞くことも勧めています。
名言

"A mí, por ejemplo, cuando escucho la Tocata y Fuga de Bach, me suena muy flamenca".
私は、例えば、バッハのトッカータやフーガを聞くときも、フラメンコを夢想する。

■参考記事
Arturo Pavón, el primer piano del flamenco
http://www.elmundo.es/elmundo/2005/06/08/obituarios/1118198377.html

■動画
ファルーカ
https://youtu.be/EW0QEM01O6Y

歌:Manolo Caracolの伴奏
https://youtu.be/j7Veq3dq-PI

ドキュメンタリー仕立て
13:13くらいからZambraが演奏されています。
歌:Manolo Caracol
ギター:Enrique de Melchor
https://youtu.be/hhHFGbWh6MY