ピアノフラメンコ研究部

まだ日本では知名度の低いピアノフラメンコについて考える時の瑣末な記録です。

ピアノフラメンコ動画~Manolo Carrascoのシギリージャ~

けふは、ピアノフラメンコの動画紹介です。

■ピアニスト:Manolo Carassco(マノーロ・カラスコ)
■曲種:seguiriyas(シギリージャス)

歌がなく、リズムとテーマを使っての、
ピアノ・ギター・踊り動画です。

●踊り:CRISTINA ALDÓN
https://youtu.be/af7DBkaRy5Q

●踊り:Mónica Quiñones
https://youtu.be/jYKztNFDmyA

●踊り:Gema Cañavete
https://youtu.be/Tnu3NZ-JCxs


↑実は……3つ目の動画は、
他と大きく異なる点があります。
※これの4分くらいから……、

ピアノとギターでチューニングがズレてしまっているんです。
聞いてみると、音楽とか音感以前に、
グワヮァ~ンと歪んだ音だと感じます。

それにしても、これは、流石に珍しいパターンですね、何があったんでしょうか。

動画のような生ピアノだと厳しいですが、
電子なら音程を変えられる物も多いので、
ピアノ側からでも、気をつけていれば簡単に避けられるミスです。

本番で困ったことにならないように、
楽器の特性をきちんと理解していたいものです。

ピアノレッスン記~モイ・パコ編~

あの、スペイン人、よう喋りますね。

通訳にネイティブの方にご登場頂いたので、沢山お話が聞けました。
たぶん特に営業妨害にならないので、ザーッと書いちゃいます。

【モイパコレッスン記】
㈱イベリア招聘で来日中の、
モイ・デ・モロン&パコ・イグレシアスのレッスンを受けてみました。

イベリアのスタッフさん曰く、
パコはロックなど別の音楽も聞き、ピアノフラメンコにも乗り気だそうでよかったです。


ということで
キーボードシーケンサKORG X50と、
小さなアンプを恵比寿のサラプランタに持ち込んで楽しんできました!

キモチの部分の話を聞いたら莫大すぎたので、
技術面・練習面を書きます。


『クラシックとの差異は?』パコ
●ギターと一緒で、技術・コードはわりと共通している、
表現が違うだけ。

(※「表現」の内訳を見つけていかないとなりませんが)

(といいつつ、
ちょろっとフリギア旋法とか用語が出てきてました。教科書のことをもう少しやる必要性あり)


『歌伴奏の話』モイパコ

●モイの歌に合わせて伴奏する
・これまでのモイレッスン録音に合わせて弾いてきていました。
パコ「コードもリズムも合ってるよ」とのこと。
……でも実は、パコが別のコード弾いたら、ずるして最初の方の拍抜いてました。
ごめん。

●モイパコの力説

「歌い手が呼吸している時、間奏は淡白にしないことが大切!! 機械的だとフリオな感じになっちゃうよ」
シエレはフィーリングとのこと。だよねぇ。


『楽器の練習方法』パコ
●とにかく沢山いろんな音源を聞いて、
歌を聞いた時に、どのエスティーロ(?)にも対応できると素敵
●古いものを聞く
●聞きながら弾く(語学学習でよくいうシャドウィングですね)
●diego amadorはギターの音がよく投影されているし、歌ってもいるのでとても勉強になるはず。


『他』
●ドランテスの話になったのでorobroyを、
なんとなく聞いた印象で弾きましたが、それでも一緒にギター&歌を入れてくれます、
全て完コピしていると時間がかかりすぎるので、
沢山耳に残して置いた方が汎用性高いと思いました。

●踊り伴奏も通しました。
K氏と自分に対し「2人だけでは崩れるでしょう」(その通りなのです)
各自リズム&合わせてで練習なさいとのことです。

レッスン内容はだいたい以上でした。


『感想』
どうやら方向性が悪くないようで良かったです。

役割分担についての理解が深まりました。
誰かが過剰に目立つということは、その人が頑張りすぎ、負荷が行き過ぎていることでもあるみたいですね。
向こうから頼ってくれない人には、他の人もその人に頼れなくなってしまい寂しいものだ、という話を以前聞きました。

ちょっと頼れるピアニストになりたいです。

それから、嬉しいことに、
僕らはもう友達だよ、7月上達を見せてね! と言われました。
ああ、褒めて伸ばすタイプなんですよね。
すばらしく……優しみを感じる。

『今後の動き』
●モイパコのご友人で、スペイン人ピアニストでフラメンコに詳しい方が、日本にいるとのことで連絡中。
●ジャズの手法がやはり必須、これは日本の先生に習う。
●細かい技術を身につけていく。

フラメンコ練習生あるある①~アマチュア同士の練習の話~

けふは、
ピアノに限らず、フラメンコ練習生のあるあるを書いてみます。

【練習生同士の練習がすごい好きという話】

自分、最初フラメンコは踊りから入り、
とても有難いことに。
練習生のギター・カンテさん(皆さん先輩)と合わせをする機会がよくありました。
近頃は、弾く側としても合わせをさせてもらったことで、
自分にとってはいい事が沢山ありました。

最大の利点は、
実力が明るみになることです。

マチュアだけになると、プロ相手のように引っ張ってくれる人がいないので、
こんな出来事がどんどん起こります。

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●踊りが不安定だと、演奏もわからなくなってすぐ崩壊する。
(※プロギターさんだと誤魔化してくれてしまう)

●誰かが急に止まってしまう。
他の人はテンパりつつ続けないといけない。

●困ったことに対して、すぐに答えが出ない。
→調べるor各自で先生に確認
自分以外に皺寄せがいくので、是が非でも!

●エスコビ:
踊り手の足の変化ポイントが、ハッキリ分からないと、
伴奏者は次の進行に移りづらく、慌て、モヤモヤする。

●ジャマーダ:
「どこからがジャマーダなの?」「どこで歌を呼んだの?」

(番外)お財布に優しい
スタジオ代も相談して、
交通費などで傾斜をつけて公平になるようにしてもらっていました。

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プロやスペイン人相手だと実力が遠すぎて、
萎縮・頼り切りになってしまうこともあります。

もちろん、アマチュア同士だけではNGなのですが、
自分は、その時の楽しさ(お互い発見があること)が、
フラメンコを続けている理由の一つなので、
こっそり推奨派です。

ただ、
お教室同士で絡めると、関係が難しくなるので😢
(※どちらも悪くなくても)
個人の繋がりベースで、慎重にやるのがいいかなぁと思っています。

ピアノフラメンコ手探り日誌~シギリージャ⑦~

けふは〜、
踊り手Kさんと合わせてみました。

【ジャマーダについて思ったこと】
~長さがわからないけど、同時に止まろう~

●ジャマーダ……循環していたコードが途中から、
1度の和音(仮)だけで進む、ゴリ押しに変わります。
プロギターさんにくっついて弾いていた時、
これは、いつ・なに基準で変えているのかなと思っていましたが……?


●1人でやってみて、
踊りを見ながら、ピアノが余らず、
きちんとスグ一緒に止まれるようにしよう、と思った。
→自然とコードを一つに変えていた。

→なかなか終わらない場合、
→冗長なので退屈しのぎに音を足していた。

ということで、当然の帰結なのかも?
それが、盛り上げたように聞こえるのかもしれない?
(ブレーキとタイヤの摩擦熱??)

ジャマーダ以外にも当てはまりそうです。

フラメンコライブ鑑賞~サラ・アンダルーサ~

けふは、ピアノフラメンコではありませんが、
恵比寿にあるスペイン料理屋さん、
サラ・アンダルーサにて
スペイン人ライブを見てきました!
https://www.iberia-j.com/espectaculo/

出演者
B=イバン・アルカラ、サロメ・ラミレス
C=モイ・デ・モロン
G=パコ・イグレシアス


●なんだ、この曲は?!
ソレポル・シギリ・アレグリアス……、と、
店内で話題になっていた曲目がひとつ、

その名も、
Soleá apolá】

「これは何? ソレアアポラ、って……」
という声が、各所から聞かれました。

ネットで探してみると、色々書いてありますが、
少なくとも「ポロの要素が入ったソレア」であるらしいことがわかりました。

APOLAはこの記事で聞けます。
http://www.flamencopolis.com/archives/321

ソレアについてWikipedia
https://es.m.wikipedia.org/wiki/Soleá_(baile)

曲目の枝分かれが恐ろしく多様で、探求のしがいがありそうです。
※レマタールがどういうことなのかいまいちわからない

ピアノフラメンコ手探り日誌~シギリージャ⑥~

記事タイトル変えてみました。

本日は、ギターさん&踊り手さんの合わせ(2回目)でした。

【自分がやることは何?】
●イントロ
●ファルセータ×2
●エスコビ
●スビーダ
●アウトロ
※歌は不参加

【今日の事の次第】
●通す。
●全て単純なコード進行で、踊りを見ながら弾く。(ギターさんと・時々1人で)
●ファルセータのメロディ・コード共有。

【部位別】
①エスコビ・ジャマーダ
自分で普段のコンパスを刻めるようにする。
→見ながら、遅れない・ぶれないように。
→踊り手さんの動きを拾って、リズムの変化が付けられるようになる。
→進行を変えたり、オカズを入れたり出来るようにする。
(多少のミスタッチは看過するが、
なるべく外さないように練習する)

②ファルセータ
メロディ・コードを共有して、
ギターと一緒に演奏できるようになった。
自由に作ってもOK

③歌(マチョ)
よくあるコードだけ丸暗記して対応するつもりでしたが、
不評。
即刻却下 by踊K氏。

とにかく今は歌詞・よく聞いて覚えることにしました。


【課題】
●次々対応して弾き方を変える。
振付け、なんとなく覚えちゃいます。

→次の展開の予測が必要。
→どんな構成が一般的なの?
→踊り動画よく見るしかない。

●鏡を見て弾いてしまっているので、
後ろ姿を見るように癖つける。

【課題】
●歌伴奏の怪
・長さ? コードのカンビオが意味不明
・ギターは発音後に指をずらしてコードを変えることができますが、
ピアノには出来ないため、ギターよりさらに難しい。

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■便利リンク■
ファルセータや歌詞が鬼のように載っている。
http://canteytoque.es

曲種分類や古い歌が鬼のように載っている。
http://www.flamencopolis.com
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To Do s
●基本の進行絶対ぶれないように。
●ファルセータをやっとく、アレンジor作曲する。
●いろいろ見る。

ピアノフラメンコCDレビュー【Manolo Cracol(1962年)復刻版】

フラメンコ初心者によるふんわりCDレビューです。

歌い手CDです。

【Manolo Cracol(1962年)復刻版】

 

2015年リマスター発売なので入手しやすい。

El Flamenco Vive | Manolo Caracol (CD) - Español | Madrid, Spain

 

前に紹介したArtoro Pavonが参加。

ロマンセ、シギリージャ、ティエント、マラゲーニャ。

オーケストラ曲も多い。

 

1トラック目がオーケストラ版ですが、

↓ギター+ピアノ版。

www.youtube.com