ピアノフラメンコ研究部

✨ピアノ&フラメンコ✨を中心に据えた、音楽についての情報収集&活動記録

ピアノフラメンコに必要な力?(弾くスキル)

けふは、
弾く作業に関して、
まだあまり触れていなかったので、まとめてみました。

【左右でいろいろ出来る】
●左右で1つのリズム
●左右で別々のリズム
●伴奏/旋律 左右持ち替え
●旋律/旋律

(練習)
今のところ上から3つ目までいろいろ試しつつ、
簡単なことが確実になるようにやっています。

恐らくそれのみでは行き詰まるので、
弾く力を高めようと思い、

他に例えば……、
大バッハ「インベンションとシンフォニア
・弾きながら各声部を階名唱。
・これでリズム変奏が理想。

なんだか意外とポリフォニーが効きそうです。

もちろん、それ以外でも
いろいろ試していきます。

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【あらゆる調で弾くことが出来る】
ギターが元なので、タパオなどの例外を除き、
ほぼ常に和音が背後にあります。
これを歌い手さんの高さによって、
その場で移調せねばなりません。

聞き馴染んだフレーズならなんとなくの感覚で間に合いますが、
それ以上になると、コードネームで考えているといちいち真新しくやるのも大変で、

そこで、
●和音をコードネームではなく、
度数で捉えれば良いのでは?!

※度数:ローマ数字で書かれているやつ。
主音に対して何番目の和音……と考えるので、
→ギターのカポで移調できるに近い捉え方だと思います。

細かい非和声音は守備範囲外ですが、そこは柔軟に対応です(※テキトーの意)。

(練習)
知っているフレーズを全調で移調奏。
・和音の度数を口でいう
・変える前に言える状態が理想

※和音や旋律で迷うと、リズムが落ちてしまいます。

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打楽器で叩く場所を間違えるのとは訳が違うので、
なるべくミスタッチは無くしたいものです。
(とはいえ、迷ってリズムを外すなら音を外した方が、フラメンコではマシ?)

最大の敵は迷いです。

遊学の味方・ワーキングホリデー~スペイン追加!~

フラメンコ好き・スペインに留学したいU30の皆さん、
昨日スペインと、日本間でワーキング・ホリデーの協定が結ばれたそうです。

簡単に言うと、
18~30歳の方が対象、
1年間の滞在、現地での就労ができる。

ビザの取り方が増えますね!

■外務省
(日・スペイン・ワーキング・ホリデー協定の署名)
平成29年4月5日
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_004479.html

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指導者の多い踊りやギターならまだしも、
ピアノのために1年間スペイン行きっぱなし、というのは、
流石に考えなしには踏み切りにくいです。

争点は、
・誰に何をどう学ぶか
・その後の活動に向けた組み立て
・現地で、仲間を作って潜り込みで弾けるチャンスを掴めるか

大事なのは、
●今回の人生で何をしたいか?
です。

選択肢の一つとして持っておいても良さそうですね。

ピアノフラメンコ手探り日誌~音程・リズムを同時に処理する練習案~

昨日の話題に引き続き、
音程とリズムを同時に処理したい話です。

効果が出るか今のところ不明ながら、
練習法として、やってみて楽しかったものを記録しておきます。

案1
【リズムを手で打ちながら階名で歌う】
ピアノは使いません。
手でリズムを打ちながら、階名(アルペジオやスケール、慣れたら曲)を歌ってみるのです。

頭の中で既に、
階名と、ピアノの鍵盤と、音程が結びついていることを使っています。
指を動かす&音を聞くという処理を省いた練習です。

今回の目的が歌ではないので、音程自体はピアノが維持してくれます。
なので、音程は外しても構わないので、代わりにアクセントをきちんと言うことにします。

これはピアノがなくてもできる上、
恐らくわりと効果アリです。

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案2
【クラシックピアノ曲のフレーズで基礎リズム】
鍵盤に向かって指を動かす処理を加えた時に、
どんなリズムでも・どんな鍵盤の使い方でも行き来できるようにしたいわけです。
左右手いろいろ・アルペジオ・スケール……。

リズムを口で言いながらも吉。

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おまけ
【暗算をしながら弾く】
練習室に貼っているカレンダーの数字を見て掛け算をしながら弾きます。
(カレンダーだけだとマンネリ化するので、飽きたら31以上の数字も使おうと思います)

物事の処理能力をアップするには、
脳細胞を増やせばいいですね。
しかし、
その限界を超えて、更にチカラを上げるためには……?

ここでヒントになったのが、
『ピアノの細かいフレーズは、
一音一音が別物でなく、
頭の中でセットにしているからより素早く正確に弾けるらしいぞ』
ということです。
(※参考文献をご確認ください)

(ex.電話番号の覚え方もそうですね、
03だったら東京だな……というように。それ自体が単語みたいなものになっているのです)

で、より速く精度の高いリズムを打つには、
セットの作り方を効率化するといいかなぁ……と思いました。

これが、暗算と似ています。
数の法則を駆使して効率化を図るところです。
暗算のコツもいろいろありますが、
まとめたり、±で計算しやすい数に調整したり、
やっているうちにいろいろ思いついたりして、
これはこれで楽しそうです。

ただ、ここまで書いておいてなんですが、
直接この練習がリズムのセット作りの効率化に効果があるかは、
正直微妙です。

このやり方では、
まだ単に、負荷に慣らしておいて、それを取り去った時にやりやすくなるだけのような気がします。
ただまあ楽しいですし、ヒントは潜んでいそうな気配がします。

■暗算サイト
●足し算
http://www.soroban.com/fanzan/index_sp.html
(フラッシュ暗算)

●掛け算・割り算
http://math.hoge2.info
(インド式数学で計算しよう)
ヴェーダ数学の国ですね。

■参考文献
古谷晋一「ピアニストの脳を科学する: 超絶技巧のメカニズム」春秋社・2012年

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今回は触れていませんが、
弾く作業に関しては、和音を使うこと、
左右の手でメロディと伴奏の持ち替えをするなど、
その他のスキルも沢山必要です。
じっくり向き合って行きたいと思います。

ピアノフラメンコ手探り日誌~音程・リズムは聞く脳の部位が違う!~

けふは、
リズムのためにレッスンを受けてみました。
そこで起こった不思議な現象について、
聞いた話なども込みで考えてみました。

【リズムが聞こえない!!?】

題材は、シギリージャの、
一番リズムがキープしやすいような、
四つのコードの塊です。
そこからリズム向上のための色々な手立てをしてもらってきました。

で、これが、

手などで叩くだけなら問題ないリズムが、
ピアノで出そうとすると、
突然『何か』が阻害してきて、とれなくなるのです。

単に、
ピアノは指先で処理する作業が多いから手間取ったのでしょうか?
……どうやらそれだけではないようです。

というのも、なんと、
一本指で、オクターブ離れたAの音をそれぞれ左右手叩くだけで、
リズムが分からなくなってしまいました。

それも、鍵盤に触れる寸前に、です。

逆に、
ピアノの音を消せば、
多少、和音を変えたり少し複雑化した作業を加えても、
打鍵音(ガコガコ)は、リズムにそれなりに入っています。

変な話、慣れた曲なら寝ながら弾けるので(※わざとではない、寝落ち)
指を動かすのが困難でリズムが取れなくなったとは思えません。

しかし、ピアノの音が出る寸前、
正しく、自分の中で何かが切り替わった、
どこかから黒い手が伸びてきて、リズムが盗まれるような感じなのです。

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【何が起こったの? 聞く脳みそについて】

そこで思い出したのが、
視覚に関していえば、明るい場所であればカラフルな景色も、
暗い所ではモノクロに見えるということです。

で、視細胞については確か小学校の頃習ったのですが、
果たして耳はというと?

『音高・リズムはそれぞれ、
別々の部位で処理される』のです。

(※詳細は下記リンクでご確認ください)

(そういえば、音量の小さな音源の中で、
ギターは音程のない打楽器として聞こえるなぁ、とは思っていましたが……)

■音の聞こえ方参考
http://www.piano.or.jp/report/03edc/brain/2011/05/27_12628.html
(ピティナ/ピアニストのための脳と体の教科書
第16回 良い耳の仕組み (1)音が「聴こえる」まで)


■おまけ:視覚について参考
https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q135286465
(ヤフー知恵袋/どうして暗いところだと色は分からないのに形は分かるんですか?)
(↑ソースが知恵袋ですが……、まあわかりやすかったのでご容赦)

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【音程優位に切り替わる】
なので、恐らくですが、
自分のような場合は、楽音が聞こえる瞬間(寸前)に、
『音程優位』とでも言うべき状態に、
切り替えて聞いてしまうのかも知れません。


【どうしてこうなった……】

さて、どうしてこんな面倒なことになってしまうのでしょうか?

自分は、ピアノを小さい頃からやっていて、ピアノが大好き、
しかし、リズム優先ではなかった、という人です。

そのため……、
●自分が出すピアノの音に対して、大なり小なり責任・プライドがある
→音を出す前に音程優位に切り替える(出す音程を聞いている)

●残響に対して処理(長さ・放し方)しなければならない
→出した後の音の音程、音質を聞いている

というところで、困ったことにピアノに慣らしていないリズムが、
お留守になってしまうのかも知れません。
(というか、クラシックでは音程のためにリズムを揺らしますし……)

(音程のない打楽器だけのリズムを聞いていても、心の中で勝手にメロディをつけ始めることすらあり)

本当のところはどうかわかりませんが、自分の中でこの考え方が一番しっくりきています。

【成すべきことは?】

しかし、音程・リズム、
私たちは両方しっかりと聞かなければいけないのです。
音程を愛し、大切にしようと奔走する自分の脳を、
欠点や阻害と考えず、
強みにできるように、両方同時にできるといいなと思いました。

と、単純にもともと自分がリズムが苦手分野で、
以前、リトミックの指導法講習でやっと考え始めたくらいです。
なので向上できると色々な問題が解決されるので楽しみだなぁと思います。

この発想から、何かの発展や改善に繋がると良いなと思います。

人物紹介●Ariadna Castellanos~ジャズ×フラメンコ~

Ariadna Castellanos アリアドーナ・カスティジャーノス(1985-)
マドリード出身。

17歳の時奨学金で英国の音楽学校、
その後、バークリー大学へ、スペイン人初の学費・宿泊全額の奨学金を受ける。
ジャズとフラメンコを掛け合わせ、多くの著名アーティスト(Paco de LucíaやMichel Camilo)と共演。
作曲業も。
ユニバーサルミュージックよりアルバムリリース。

■参考記事
Ariadna Castellanos Rivas | Berklee College of Music


https://www.google.co.jp/amp/www.harpersbazaar.es/amp/cultura/ocio/ariadna-castellanos-ed-is-dead-muzik-disco-piano-electronica

■演奏動画
タンゴ
youtu.be


アレグリアス(パコ・デ・ルシアカバー)
youtu.be

↑客席にパコ本人も登場!

■インタビュー動画
youtu.be

人物紹介●Pedro Ricardo Miño~セビージャ生まれのピアニスト~

【Pedro Ricardo Miño ペドロ・リカルド・ミーニョ(1979年-)】


トリアーナの芸術一家に生まれる。母バイラオーラPepa Montes、父ギタリストRicardo Miño。
加えて幼少期から音楽理論を学び、音楽学校を出る。

数々の著名アーティストと共演(Manuel Molina, El Pele, Pansequito, Pepe de Lucíaなど)

スタイルは、リズム先行のdiego amadorらと異なり、

伝統的な旋律を重視しています。 

すでに来日もしています。

 

■参考記事
http://www.expoflamenco.com/single-post/2016/07/17/Pedro-Ricardo-Mi%C3%B1o%E2%80%99s-piano-flamenco
http://www.andalucia.org/es/flamenco/artistas/pedro-ricardo-mino/

 

■参考動画
シギリージャ

www.youtube.com

●la Orquesta Sinfónica de Córdobaコラボレーション(ソレア系)

www.youtube.com

●Anoushka Shankar and Pedro Ricardo Miño - Bulería con Ricardo
インド楽器とのコラボレーションです。

www.youtube.com

■インタビュー動画

www.youtube.com


(自動字幕が微妙で、未だ内容解読できず……)

Diego Amador~現代のヒターノピアニスト~

Diego Amador ディエゴ・アマドール(1973-)

セビージャ生まれ、ヒターノの家系で家族に音楽の手ほどきを受ける。

7歳でギターを始め、その後ドラムも。
作曲はギターでし、歌をつける。
きっかけは時によりリズムだったり、コードだったりで、
ジャズやブルースなどからも要素を取り入れている。

アカデミックに学んだわけでなく、
数々の著名アーティストに直接師事(トマティートなど)、共演(チック・コリアなど)。

■参考記事
スペインwiki
https://es.m.wikipedia.org/wiki/Diego_Amador

(日本)
http://flamenco-sitio.com/flamenco-walker/2012/05/fw4.html

トーク動画
https://youtu.be/ikfHlOeLtyI
CD発売のプロモーションで喋っていて英語字幕付きです!
ピアノの内部演奏(ドラムのスティックで弦を叩いたり)も。

■演奏動画
●palmas al tiento
https://youtu.be/gWAON2sAxtU

●Sangre Milenaria(tangos)
https://youtu.be/kVDxRlL0yik

先日レッスンして頂いたギター:パコ・イグレシアスのイチオシピアニストです。

有名タブラオ:カサパタス、動画で見るだけですが、
だいたい電子ピアノで、
グランドピアノが入ってるの珍しい。