ピアノフラメンコ研究部

✨ピアノ&フラメンコ✨を中心に据えつつ、フラメンコについての情報ブログです。

【フラメンコ色々】赤い車輪の旗

わりと雑学や周辺情報から入る方なので、

フラメンコについてもう少しちょっと調べてみました!

 

 

私がコチラを知ったのは先日ガルロチでヒターノの歴史ムービー♪

赤い車輪のマーク……、

 

赤い車輪青い空、緑の大地を模した旗。

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これが(ヒターノに限らず)ロマ旗だそうです。

 

あるエスペランサ・フェルナンデスのライブ動画でも、

この意匠のリストバンドをめいめいが付けて演奏していました。

 

 

フラメンコを生み出したヒターノ以外にも各地にロマの人たちはいて、

現在も様々な差別に悲憤を抱き生きているようです。

ロマ人の国際記念日もあるそうです。

 

ちなみに、ヒターノは自分たちをロマとはまた違う、

「ヒターノ」という存在だと考えているようです。

 

 

気になるムービーの中身ですが、地味に心を抉る感じです。

 

ぼんやりとしか説明されない、 

流浪やナチスからの弾圧の歴史、そのような過酷な日々はすぎても、

まだわだかまりが残っている現状について。

 

冒頭から、幼い子どもたちが、

分厚いスペイン語国語辞書を開いて、

楽しそうに言葉を調べています。

 

じゃあ、ヒターノを引いてみて、と指示があり、

すると悲しくなるような意味の言葉が並んでいる。

それを①、②……と子どもたちが読まされる。

「ヒターノは、そんなことしない(´・ω・`)」

「どうしてヒターノ以外でも悪い人はいるのに、

ヒターノはこのような扱いを受けるの?」

 

また、

犯罪を犯したとき、payo/payaは実名報道されるのに、

「ヒターノが」といっしょくたに報じられてしまうそうです。

 

 

現在はかなりの数のヒターノが、クエバや掘っ立て小屋ではなく、

パジョと同じように暮らすようになっているようです。

 

かつて、一切、流れ着いた土地と倫理観が異なり、

アウトローな行いを繰り返していた。

だからこそ、かつてのフラメンコが持っていた味わいが失われた……と嘆く声も聞きます。

 

 

しかし、彼らは彼らで日々を一生懸命に生きているのだから、

外から見た我々が好き嫌い云々するのもいかがなものだろう……。

 

 

日本人だからってチョンマゲしろよ! みたいなことで、

まったく、たまったもんではない(・・;)

 

flamenco-sitio.com

 

 

地方名・民族名など〔M〜Z〕

ロマの旗は、青い空、緑の大地、赤い車輪で移動生活と進歩を象徴している

 

matome.naver.jp

 

ヒトラー政権下での弾圧にも遭ったよう。

 

 

現代では、ロマ女性のミスコンを開催し、権利向上をはかるイベントを行っているようです。

www.afpbb.com

 

 

 

その凄惨な歴史を歌うHymno(聖歌)gelem gelemもあります。

 

 

www.youtube.com

それでいうと、

自分は別にフラメンコは好きではないと言えると思いますが……、

その歴史を思って聞くと、ゾクリとするものがある。

 

ちなみに私の結論は、

「その場にいる人達の心地よさを重視すべき」

としか言いようが無いのですが。

合わせようとするのは、自然体で合わないから。

そういうことです。